お話を伺った方

お話を伺った方
代表取締役 谷村明信 様

昭和40年頃、前身である蒲鉾店において「谷村仕出し店」を創業し、婚礼や法事のお料理の仕出しを開始。

昭和48年、株式会社気仙沼冠婚葬祭互助会(現アーバン株式会社)となりました。現在は気仙沼市、大船渡市など、宮城県北を中心に6施設を運営し、地域の皆さまの幸せづくりをサポートしています。

雇用している障害種別:知的障害、精神障害

当社は、結婚式場と葬祭式場の運営を行っていて業務は多岐に渡ります。震災以前から、延べ10人の障害のある方を雇用してまいりました。先代の頃から、障害のある方と多く接してきた事もあり、社会の中で障害者を受け入れる場所は必要と考えていました。ムリのない範囲で業務を行っていただき、障害のある方でも、ここを居場所としていただけると考えます。現在は知的障害者3名、精神障害者1名を雇用し、調理補助、生花部での作業補助、事務などをお願いしています。

配慮なく仕事を任せても、それでは双方大変な思いをすることになり、長続きしません。お願いできることを無理のない範囲でしていただき、お給料をお支払いできることで自立のお手伝いができたらと考え、積極的に雇用してまいりました。障害者と健常者が一緒に、当たり前のように働ける職場を増やしていかなければいけないと思います。もちろん仕事や職場との相性もあり、健常者もそれは同じだと考えます。現在雇用している方で一番長い方ですと勤務歴7年になります。楽しそうに通っていただけているのが何よりです。

知的障害の男性の方には、調理部での盛りつけ等の補助、掃除、皿洗い、生花部での花の水切り、花の配達補助などを、知的障害の女性の方には事務職として伝票の整理や出納業務などもお願いしています。

障害のある方を雇用する際には、従業員へ理解を求めることが大切です。誰もが、障害者雇用を一様には受け止めてくれません。

「どうして?なぜ」といった思いが理解や配慮に変わっていく時間は従業員一人ひとり違います。従業員へは障害のある方のあるがままを受け入れ「親になった気持ちで指導して」と伝えています。障害があっても、まずはできることをしていただき、少しずつ職域を広げるということをしています。ともに作業するみなさんの気持ちや態度に余裕が出てくれば、本人たちも成長という変化やゆとり、笑顔がたくさん生まれ、それが現場全体を明るく変えてくれます

障害のある方も社会に居場所がなければいけません。もちろん職種にもよりますが、従業員募集をお考えであれば、ぜひ取り組んでいただけたらと思います。

大層なことではなく、当たり前のことになっていけばいい。これができないから雇えない、ではなく、できることをしていただけたらいいというスタンスです。私たちも、最初は接し方などが分からず、受け入れるのが怖いという思いもありました。でも雇ってみなければ分からなかった部分もあります。少しずつ、お互いに変わっていけたらいい。そう思います。

■雇用事例4コマ「マイペースになごまされほっとひと息」

■お問い合わせ

ひゅーまにあ総合研修センター アシストグループ [email protected]