お話を伺った方

お話を伺った方
店長 木村雅澄 様

みやぎ生活協同組合は1982年に設立。供給事業としての店舗・共同購入のほか、文化・サービス事業、レストラン事業、福祉事業など幅広く活動しています。組合員数は72万人を超え、県内世帯加入率73.0%は全国トップです。

雇用している障害種別:知的障害、発達障害

みやぎ生活協同組合は、1985年に身体障害者の新卒者数名を採用したのが初めてでした。全体では重度14名を含む72名の知的、身体、精神障害者を雇用しています。店舗では40名が働いています。受け入れにあたっては店舗や本部、リサイクルセンター、生産工場などで実習を受けていただき、条件や適性が適えば雇用しています。また、トライアル雇用※やジョブコーチ支援などを通じて、障害がある方が職場に定着できるよう努力しています。今も宮城障害者職業センターや就労移行支援事業所などから依頼があり実習の受け入れをしてます。

八幡町店では、商品の補充担当として男性の発達障害者1名、女性の知的障害者1名、農産部門で男性の発達障害者1名が働いています。採用にあたっては、トライアル雇用、または試用期間のなかで、当事者、店舗スタッフにも慣れていただくことを重要視しており、店舗での週30時間の業務、指示した内容の理解度、業務内容を見極めて、指導しています。長く働いていただくための取り組みのひとつとして急な業務変更等はしておりません。

今では特別な配慮とは思っておりませんが、障害特性や男女間の体力差などに対する気づかいが職員のなかでは浸透しております。フロアで働いているため、お客様から商品を置いてある場所を突然尋ねられるというケースがあります。その際、困らないように対応・手順を明確にしています。
「虹の電話」という生協組織内の相談窓口を設けており、困った時には、本人が「虹の電話」に相談することができます。障害のある方は指示される立場であることが多く、注意などの言い方がキツイ、ひどいと受け止めることがあります。まわりのスタッフは、本人の気持ちを受け止め、特性を理解し、必要な配慮ができるよう努力します。
また、年2回全職員に対して、前期・後期にそれぞれが立てた目標について振り返り面談をし、自身の課題やスキルアップについて話す機会を設けています。

多くの店舗で障害のある方に働いていただいていますが、共通している点は、同じ作業を長時間集中して続けることができることです。障害にも個性や特性があります。していただけることはたくさんあります。適所があれば適材になっていただけるはずです。支援機関にもご協力いただき、仕事を切り出して、組み立てる。雇用側の努力や工夫次第で職場の仲間になっていただけると思っています。

■雇用事例4コマ「丁寧かつ大胆にカット!お客様のニーズにもぴったりな野菜が大好評です」

 

■お問い合わせ

ひゅーまにあ総合研修センター アシストグループ [email protected]