お話を伺った方

お話を伺ったこと
統括責任者 吉田雄次 様

有限会社みやぎ保健企画は、薬局事業部とセントラルキッチン事業部の2 つの事業部からなり、薬局事業部は宮城県内11 ヶ所の薬局店舗の運営などを行っていますが、セントラルキッチン事業部は病院や高齢者施設などへの配食サービスを行っています。

弊社では、障がい者1 人1 人の特性や能力などを十分に把握して、それぞれに合った業務を担当してもらっています。
弊社では、セントラルキッチン事業部の事業開始2年後に、精神障がいのある方を採用したのが、障がい者雇用の始まりです。
当初は、周りの社員も不安を抱いていましたが、障がいのある社員が着実に業務をこなしていく様子を間近でみて、理解を示すようになりました。

弊社では現在、知的障がい者3 名、精神障がい者9 名の合わせて12 名の障がいのある社員が働いています。
障がいのある社員の仕事内容は、野菜を切る•計量する•袋詰め用のダンボールをつくる、カット野菜工場での業務全般を担当してもらっています。
障がいのある社員は、「疲れやすい」「慣れない作業は戸惑う」「休みがちになる」などの特徴があります。担当者がこれら1 つ1 つを、本人と話し合いながら解決していくことで、次第に仕事にも慣れていき、それぞれの能力を発揮するようになりました。
障がいのある社員の担当業務は、はじめは難易度の低いものをお願いし、徐々に難易度の高い業務へとステップアップしていくように調整しています。こうすることで、1 つ1 つ自信をもち、業務の幅を広げることができているように感じます。

働いている障害のある社員の声

【知的障がいのある男性社員①】
●仕事を覚えるまでは大変でしたが、1 度覚えてしまえばあとは集中して作業できました。
●自分で稼いだ給料から、家族にプレゼントを贈りました。とても喜んでくれて、自分もうれしかった。

【精神障がいのある女性社員②】
●働き始めたころは疲れて大変でしたが、今では体力もつき、仕事も順調です。
●仕事に対しては 不安が大きかったのですが、何も特別なことを考える必要はなく「ありのままで良い」のだと考えられるようになってからは、気持ちが楽になりました。
●読書が好きで、課長から本を貸してもらうこともあります。

【知的障がいのある男性社員③】
●最初は休みがちで、突然気持ちが不安定になることも多かったですが、担当職員から「してはいけないこと」をわかりやすく何度も説明を受けるうちに、落ち着いてきました。
●実家ではなくグループホームで生活しているのは、「1 人で生きていく力をつけたい」からです。

セントラルキッチン事業部では、ハード面の設備充実に加え、障がい者の特性や能力を理解し、適切な助言や業務を生み出すことで、彼らの能力が十分に発揮できるよう工夫しています。このような取り組みがあったからこそ、障がいのある社員は現在まで勤めてくれているのだと思います。

■雇用事例4コマ「慣れてくると仕事って楽しくなるね いろいろできるから…」

■お問い合わせ

ひゅーまにあ総合研修センター アシストグループ [email protected]