お話を伺った方

お話を伺った方
代表取締役 根本孝夫 様(右)
引地隆雄 様(左)

弱電関係の企業として昭和44年創業。大手進出企業の協力会社として成長し、ラジカセやビデオデッキの部品組み立てなどを行ってきました。現在は小型二次電池製品の組み立てやプラスチック製のトレーの成形及びコンテナ箱の組み立てが主力業務となっています。

雇用している障害種別:知的障害、精神障害

当社では、創業10年目ぐらいから障害のある方を雇用してまいりました。平成に入ってからは町からも雇用について相談があり、これまで延べ3名の精神障害のある方や身体障害のある方を採用しておりましたが、皆さん定年を迎えられ、現在いる2名はその後角田支援学校から採用しました。その学校に通う生徒さんの親御さんと私がたまたま知り合いだったいうこともあり、また、親として子どもの将来を心配するのは当然と思い、当社を就職先の候補に選んでいただいたのでした。

当社では、「企業としての社会的責任を果たす」という考え方を基本としています。以前にも精神障害のある方の採用実績がありましたので、障害者雇用についての抵抗感はありませんでした。ただ知的障害のある方を初めて採用したときは、健常者との間でトラブルが起きないようにと、従業員全員に障害者雇用についての説明と教育を改めて行いました。
障害があっても働きたい、働けるという方は多くいらっしゃいます。地元に就職先として選べる企業があれば、ご本人も親御さんも安心できるはずです。

精神障害のある方は、服用している薬の関係から体調の変化が生じる場合があります。不要なプレッシャーを与えないよう、休みや早退などについては柔軟に対応し、働きやすく居心地のいい環境であるよう配慮しています。
知的障害のある方を採用する際には、トライアル雇用という形で現場に入っていただき、できる仕事、合う仕事、その方の能力や適合なども見極めさせていただきました。採用後の作業については、定年退職した年配の方に指導者として付いてもらいました。仕事内容を説明し、工程の途中ではしっかりできているかチェックを何度も行いました。
時には担当者が言っていることの意味が通じない事もあり、当初はちょっと苦労もありました。それが今では他の従業員と区別することなく、責任を持って仕事していただいています。知的障害のある方には印刷の工程を、精神障害のある方にはウェルダー加工という熱処理の工程をお任せしています。ふたりとも集中力があり、今ではもうスペシャリストとして、彼らにしかできない作業をしていただいています。

仕事を教えていく中では、同じ事を何度も繰り返すということもあると思いますが、こちらがめげないで根気よく教えていけば、必ずできるようになります。そしてそのパートについて責任感を持ってもらうことが大事。仲間として、戦力として働いてもらえるはずです。今では彼らから作業上の改善提案なども届けられ、仕事しやすい環境を自ら作ってくれています。初めは戸惑いや大変なこともあるでしょう。しかし、それは企業としても大きな経験値となるはず。私どもではそれが「自信」になりました。トライアル雇用などを受け付けて、まずは接してみてください。

■雇用事例4コマ「創意と工夫とアイデアで仕事も会社の可能性も広がります」

 

■お問い合わせ

ひゅーまにあ総合研修センター アシストグループ [email protected]