お話を伺った方

お話を伺った方
(左から)芦田 様、
佐藤 様、吉田 様

株式会社デンコードーは、ケーズデンキグループの一員として、東北・北海道で「新製品が安い!」のキャッチフレーズでおなじみのK’s デンキ店舗を 101 店舗展開しています。450 店舗を超えるケーズホールディングスの全国店舗網ならではの配送・工事やアフターサービス体制で、ご購入後も安心してご使用いただけます。

弊社は経営理念に「真心感謝」を掲げ、創業58 年になります。社是では「地域社会の文化に貢献」を唱えており、その大切な方針の一つとして、これまでも障がい者雇用を推進してまいりました。社是に掲げる強い想いを持ち、これからも雇用というかたちで地域への社会的責任を果たしていきたいと考えていましたが、障がい者雇用については指針に対し法定雇用率を満たしておらず、これまでの取り組み方法の見直しが必要だと考えました。
具体的にはハローワークや高齢・障害者雇用支援センター主催の勉強会・説明会・合同面接会への出席、支援施設への説明、学校見学など実際に足を運び、少しずつ進めていきました。
これからも私たちは相互に尊重し合い、多様な人々が共に働く、ダイバーシティの意識を持ち続けたいと考えています。

仕事内容は大型店舗での業務で多種にわたります。知的または精神に障がいのある従業員には、荷受•検品•仕分け•整理整頓などバックヤードでの仕事をはじめ、品出•商品キャリング•防犯タグまき•修理品及び部品受付•伝票整理•シュレッダー処理作業などを行ってもらっています。
一方身体に障害のある従業員にはレジや接客、電話応対など、直接お客様と接する仕事にも就いてもらっています。
現在は身体障がい者29 名、知的障がい者13 名、精神障がい者13 名の合わせて55 名の従業員が働いていますが、特別扱いは本人も嫌いますので、ヘルプを求められたときだけ手伝うようにしています。
雇用の際最も多いのが就労支援事業所などからの紹介ですが、就労後の定着に対しても継続したフォローをいただいており、大変助かっています。

体調が悪いときは遠慮なく休んでもらう、体調の不調を訴えやすい職場環境を整えるなど、心身への配慮を最優先に考えています。体調がよいときはモチベーションが高いのですが、時間経過で本人の状態が変わることに注意し、体調に波があることを考慮した短時間勤務で固定しているお店もあります。
また、身体に障がいのある従業員には、一般の従業員となんら変わりなく仕事をされる方も多いのですが、不測の事態に備えて救急隊員に説明・伝達すべきことを把握しているお店もあります。
コミュニケーションをよく取ることも大切にしています。仕事は言葉だけで伝えるのではなく、一緒に行動して覚えてもらうとか、仕事でミスをしたときなどは、一人で責任を感じて悩んで落ち込んでしまうこともあるので気配りをして、あまり気にしないように声を掛けたりとフォローをします。
また、彼らに声を掛けられたときは、忙しくても必ず手を休めて話を聴くように周知徹底しています。
基本的には特別扱いしません。これは本人から希望されることが多いです。ただし、しっかり配慮するようにしています。周りの従業員が障がいについて理解した上で、障がいのある従業員に無理のない業務からスタートしてもらったり、できる仕事を見つけて本人の労働意欲や達成感を体感してもらい、業務の幅をゆっくりと広げてもらうようにしています。
ささいなことでも「ほめる・認める」ことで、本人の取組姿勢は大きく変化します。何よりも尊重しながらやりがいを持ってもらうことが大切かも知れません。

「できる仕事がないから」ではなく「ある仕事をやってもらう」。さらには業務の切り出しを行い「できる仕事をみつける」ことだと思います。
新たな業務を生むのではなく、障がいのある方に「できる仕事」を任せれば、その分、他の人が他の仕事に力を注ぐことができます。弊社の場合で例えるなら、接客や販売の仕事に集中できる環境に向かうことが出来るというように、障がい者を「貴重な戦力」と捉えることが雇用を生むのだと考えます。

■雇用事例4コマ「できる仕事がないではなくできる仕事を見つける トランシーバーで仕事のバトンタッチ!」

■お問い合わせ

ひゅーまにあ総合研修センター アシストグループ [email protected]