お話を伺った方

お話を伺った方
部長 佐藤英明 様

日本のダイヤモンド工具創生期である1932 年に創業以来、その優れた本質を原点とした技術で「ものづくり」の現場を支え、人々の豊かな暮らしに役立つ商品の生産を側面から支援。「切る」「削る」「磨く」「穴をあける」ためのツールを提案する技術は、お客様からの高い信頼と温かいご支持をいただいています。

弊社では、「企業としての社会的責任を果たさなければならない」という考え方を基本として、創業当初から障がい者を受入れてきました。
以前まで在籍していた身体障がいのある社員が定年退職し、障害者法定雇用率に満たない状況となったのをきっかけとして、2 年ほど前から採用を再開しました。採用にあたっては、主にハローワーク主催の合同企業説明会を利用していますが、本社がある東京でも説明会等に参加し、この2 年ほどで東京で2 名、仙台で2 名を採用しました。
私は、以前勤務していた会社でも、人事部で障がい者雇用に携わっていたため、スムーズに採用できました。

弊社では現在、身体障がい者2 名、知的障がい者1 名、精神障がい者3 名の合わせて6 名の障がいのある社員が働いています。
男性の仕事はダイヤモンド工具を研磨する技能職で、女性の仕事は事務や軽作業です。
弊社では、精神障がい者についても積極的に雇用しており、2010 年から会社としてメンタルヘルス対策に乗り出し、心の健康づくりを推進する体制を構築しました。東京本社では、国立精神神経医療センターとも連携して、雇用後のフォローに力を入れています。
また、宮城障害者職業センターなどの支援機関ともしっかりと連携し、障がいのある社員が安心して長く勤めてもらえるような職場づくりに取り組んでいます。

会社として社会的責任を果たすために障がい者雇用に取り組んでおりますので、それぞれの事業所においても、障がい者雇用に関する「方針・目的・目標」を役員に説明し取り組んでいます。
設計部では、例えば、「聴覚障がいについては、何級から何級までは受入れできる」「このような障がいであれば業務に適合できる」というように、障がいの程度と業務の適性が具体的にわかる「マッチングシート」を作成しています。各取締役が、既存のものを参考にしながら独自のマッチングシートを作成し、それぞれの部署で障がい者に適した業務がどの程度あるのか洗い出しました。
また、障がいのある社員に対する接し方などについては、勉強会を開いたり、社会保険労務士や産業医にアドバイスをもらったりしながら学んでいます。
以前から障がいのある方を受入れておりましたり、元来アットホームな職場ですので、特別な意識をすることもなく全員が働きやすい環境となっていると思います。
このような職場環境と取り組みのおかげもあり、2 年ほど前に採用した方々は現在まで1 人も退職せずに働いていただいています。

ハローワークや宮城障害者職業センターなどでは、直接障がい者と接する機会が多くあります。「どのように障がい者を受入れたらよいのかわからない」、「どのような仕事が適切なのか」など不安がある方は、一度支援機関に問い合わせてみてはどうでしょうか。仕事を探している障がい者と直接話しながら、現場の業務を考えていくことも大切だと思います。

■雇用事例4コマ「社員の条件は障がい者と一緒に働ける人 そしてお世話大好きな人」

■お問い合わせ

ひゅーまにあ総合研修センター アシストグループ [email protected]