お話を伺った方

お話を伺った方
専務取締役 高田義成 様

1935 年創業以来、資源の少ない日本の工業基幹産業へのリサイクルによる原料・資源の供給を通して、長年にわたりリサイクル業を営む企業としてその責任を果たし、地域社会より安心で信頼できる企業を目指して努力しています。

弊社には、20 年前から勤めている軽度の身体障がい者の方がおりますが、他の社員と同様に接してきましたし、特別な意識をすることもありません。
そのため、以前から地元の特別支援学校の生徒さんを受け入れ、職場実習を行っています。
この職場実習で受け入れた方のうち、働きたいという意志が非常に強かった知的障がいのある生徒さんを雇用し、現在まで働いてもらっています。採用後も熱心に勤めており、フォークリフトの免許を取得するなど仕事の幅を広げ、今では欠かせない戦力となっています。

現在、身体障がい者1 名、知的障がい者2 名の計3 名の障がいのある社員が働いています。採用にあたっては、主に地元の特別支援学校や障害者就業・生活支援センターからの紹介により雇用しています。
障がいのある社員に担当してもらっている主な業務内容は、産業廃棄物の選別や自動販売機の解体です。業務上、鉄くずなどを扱うことが多いため、安全に作業することを意識できる方であれば、今後もいつでも雇用したいと考えています。

職場では安全に対する配慮を徹底していますが、重く大きな鉄くずを扱うため、命に関わることもある仕事です。そのため採用にあたっては、仕事ができるかどうかということに加え、危険を予知できる人かどうかというところも重要なポイントとなっています。
また、夏は暑く冬は寒い屋外での作業となるため、できるだけ職場実習に来てもらっています。これを実感してもらうために、夏は一番暑い時期に、冬は一番寒い時期にわざと職場実習を実施しています。そうすることで、採用後に暑さや寒さに耐えられず辞めてしまうという事態を少しでも回避しており、特別支援学校や障害者就業・生活支援センターに対しても協力をお願いしています。
3 回ほど職場実習に来ていた特別支援学校の生徒さんは、「大きな声」に敏感に反応して固まってしまうことがあったため、特別支援学校の先生と相談し、わざと声の大きい社員に職場実習を担当してもらいました。そのおかげで、「大きな声」を聞いて固まる症状が少しずつ改善されていき、それとともに生徒さんの話す声も元気になっていきました。

障がい者雇用は多少思い切りよく採用に踏み切ることも大切だと感じます。採用前に職場実習を実施することで、本人の適性や特徴を把握できますし、本人もこの職場で働きたいか判断できます。そこまでいけば、採用後はあまり負担なく働いていけると思います。

■雇用事例4コマ「元気に働くことで乗り越える力を養ってもらいたい」

■お問い合わせ

ひゅーまにあ総合研修センター アシストグループ [email protected]