お話を伺った方

お話を伺った方
製造部製造1課 係長 阿部一雄 様

世界的な特殊光源の専門メーカー。ハロゲンランプ、医療機器(内視鏡、血液分析器)、飛行場照明、映画撮影用照明などオーダーメイドランプの開発に積極的に取り組み、真の「スペシャルなランプ」をお客様に提供しています。

雇用している障害種別:精神障害

宮城県においては、障害者の雇用率が平成26、27年度に全国最下位であったことを知りました。最近10数年は障害者雇用もなく、社会貢献の点からも必要と考え、雇用の準備に取りかかりました。そしてハロ-ワ-クや石巻地域就業・支援センタ-・石巻祥心会に相談し、精神障害のある方を2名雇用しました。ただ、2人とも季節や環境の変化から心に波が起きやすいことが分かり、今でも同センターと連携しながら、支援員の方にも定期的に訪問していただき、フォローを続けています。2名とももう勤務歴は3年目となりました。(総務担当者談)

ベルトコンベアで商品が流れていると言う工場ではありませんが、安全であることが第一。仕事や周囲との相性、コミュニケーションも大事です。障害者就職合同面接会に参加した結果、当社に関心を持たれた4名が見学に来られ、1人3日間ずつ仕事を体験、実習していただきました。そのうちの2名について、とても真面目な人だとの印象を持ちました。安全面についても大丈夫と判断し、採用しました。体験実習で有効な判断が下せたと思っています。安全とコミュニケーション、これがいちばん大事に考えた点でした。

勤務されている精神障害者の方は、健常者よりも反復作業に長けている印象があります。同じ作業の繰り返しは飽きてしまいそうですが、彼はその方がいいのだとか。今担当している作業でも、彼がいちばん数量をこなしています。彼には、考え込んだり悩んだりすると、動きがじっと止まってしまうなどの障害特性があります。自分のペースに合わなければ難しいんですね。本人も「自分の障害について知ってもらった方が楽」と言います。また、服用している薬のせいで眠くなることもあり、ガラスや高温になる機器も身近にある現場なので、その点は注意して見守っています。
雇用側としては、無理なくやってもらえるのかどうか、常に考えています。また、これから障害のことを理解して指導できる後継者を作らないといけないと考えています。仕事を選んで、与え、キチンとキャッチボールできるか、不安なく任せられるか。報告も密にできているか。その人に合った教え方ができるのか。そういう見極めができるリーダー作り。そういうチームワーク作り、理解促進がやはり重要だと感じています。

当社では、来春、もう1名の方の採用を検討しています。雇用先が地元にある、という地域貢献という意味でも企業として優先課題で取り組みたいと思います。地域企業としての使命でもあります。とはいえ、当社のような工場では、バリアフリーとか通路の拡張など身体障害のある方だと難しい部分もあります。引き受けることは簡単ではないですが、受け入れた以上は責任を持って預かり、しっかりと育てていかなければなりません。そして、自信を持って仕事を引き受けられる人材を育成するということも大切と考えます。(総務担当者談)

■雇用事例4コマ「大切なのは人と仕事へのリスペクト そしてお互いに目配せ心配りができること」

 

■お問い合わせ

ひゅーまにあ総合研修センター アシストグループ [email protected]