お話を伺った方

お話を伺った方
代表取締役 相野谷真一 様

昭和22年、卸売業として創業。昭和54年、小売業を開始し、平成3年に現在の社名に変更しました。石巻市を中心にスーパーマーケットを県内に6店舗展開。
新鮮・お求めやすい価格が、地域で人気のお店です。

雇用している障害種別:身体障害、知的障害、精神障害

障害者雇用は、簡単に進めて行けることではありませんが、常に積極的でありたいと考えています。「この障害の人はダメ」という風に考えたことはありません。その方に合う仕事や作業はあるはずと考え、これまで採用を続けてきました。誰もが生き生き働ける職場を実現するのは難しいのですが、障害が先天的であれ後天的であれ働きたいと思っていらっしゃるのであれば、雇用できる立場にある者として一緒に働き、支え合っていかなければと感じています。一緒に働くことで、誰もがやさしくなれたらと願っています。

働きたい方がいる。近くで雇用の場を提供できるなら、それは地域の企業としては大切なことです。また、自分の子どもがもしも障害者だったらと考えたとき、雇用される機会がずっと失われたままというのは辛いです。でも、パートさんたちとのすれ違いなども実際にはあるので、現場の人たちのことも考えなければいけません。
現在、障害者職業生活相談員の資格を持つ従業員が1名いますが、他にも熱心な従業員がいますので、次年度には取得させたいと考えています。複数の目で見守ることができたらと思っています。

身体障害者4名のうち、ひとりは心臓にペースメーカーを入れている重度の方です。また当社で雇用したあとケガや病気などで身体障害者になってしまった方もいらっしゃいます。あまり重いものを運んでいただくような作業は避けてもらっています。
知的障害の男性は、ハローワークからの紹介で採用しました。対人関係がやや苦手で、作業も休憩も一人がいいとおっしゃるので、時間や場所をずらしたり、工夫をしています。最初にお願いした野菜を袋に詰めるなどのパッケージ作業はやや難易度が高いと思われたので、現在はその方が安心して取り組める別の作業をお願いしています。やはりそれぞれに特性や個性がありますからね。
当社は、障害者の法定雇用率は満たしていますが、採用には今も前向きです。石巻地域就業・生活支援センター・石巻祥心会とも、もう長年連携していますので、これからも様々な障害のある方を採用したいと考えています。支援学校からの実習や見学も随時受け入れています。採用にあたっては、ご本人や石巻祥心会の支援員さんと相談し、向き不向きなどを考えます。そのため、募集職種は固定していません。

まずは一緒に働いてみることをおすすめします。分からないことは多いと思います。また、採用する側だけで抱えてしまうのではなく、障害者就業・生活支援センターなど支援機関やご両親とも連携・相談することで、無理かもしれないと思っていたことも解決できるかもしれません。ご両親の気持ちの負担も減らすことができると思います。そして、できたことややってもらったことに対しては「ありがとう」と言えばきっと伝わります。成功体験や達成感は、誰にとっても嬉しいものですし、伝わればもちろん私たちも嬉しい。支え合って、通い合えたらいいですよね。

■雇用事例4コマ「障害のある従業員ばかりでなく地域の障害者のために!みんなで目指そう相談員」

 

■お問い合わせ

ひゅーまにあ総合研修センター アシストグループ [email protected]