お知らせ

たかが休憩、されど休憩

先日、障害者雇用で働く方から「休憩」にまつわるこんな困りごとを伺いました。

「忙しい部署なので仕事中に休憩したくてもなんとなく行きにくい。部署の人は私の障害について理解があり『いつでも休憩に入っていいよ』と言ってくれるのだけれど、忙しそうにしているとさすがに言い出しにくい・・・」

業務時間のあいだ、ずっと集中し続けることは困難です。席を立つとき、ランチの時間、タスクとタスクの間、上司や同僚との雑談の時間等々・・・各人のタイミングで適度に「休憩」=「息抜き」をし、集中力を維持している人が多いのではないでしょうか。

しかし冒頭の方の例のように、休憩することに必要以上にうしろめたさを感じる人がいることも確かです。特に、疾患や障害が原因で体調管理が難しい人にとっては「休憩を取る」=「自己管理ができていないと思われるのではないか」という不安がついてまわるようです。また、ストレスや疲れに気づきづらい特性の方は休憩を取ることを忘れてしまうケースもあります。

就労支援では、適度に息抜きをすること、いわばオン(ON)とオフ(OFF)を切り替えられることは、安定して長く就労生活を送るうえで重要なポイントではないかと考えます。

休憩時間のルールについて明示している企業は少ないです。働く人たちの裁量に任されており、いわば「暗黙のルール」であることが多い。障害者雇用において企業との話し合いの場では休憩について確認することを心掛けています。その際、およそどれくらいの時間・頻度が許容範囲か?休憩場所はあるか?その環境は?など、企業によって曖昧になりがちなポイントをしっかりと確認することを心掛けています。

たかが休憩、されど休憩。
皆さんに仕事を長く続けていただくために、オンとオフの切り替えの重要性についても理解を求め、支援していければと考えています。

ご相談・お問い合わせ

チャレンジドジャパン 総合研修センター(担当:上原) [email protected]
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