2121年4月7日、千葉大学附属病院精神神経科の「発達障害グループプログラム」にて当事者の方々向けに就労講話を行いました。

テーマは「発達障害の就労支援について」。障害者雇用の現状、障害福祉における就労サービスの種類について、また発達障害向けの就労支援の実例などについてお話をいたしました。

障害者雇用の現状(スライド資料より)

一般雇用枠と障害者雇用枠のメリットとデメリット(スライド資料より)

今回、特にお伝えしたかったことが「合理的配慮」についてです。合理的配慮とは、障害者を雇用する事業所が、本人に能力を最大限発揮してもらうために、障害となっている状況や環境を改善したり調整したりすることですが、講話の中では障害別にさまざまな合理的配慮についての例を示しました。参加者からは「自分も同じ障害を持っているが、会社に何かを求めるのは、ただのわがままではないかと思って諦めてきた」、「合理的配慮についてイメージすることができたので、自分が働くときの参考にしたい」といった声が聞かれました。

合理的配慮の例(スライド資料より)

もちろん合理的配慮は当事者が一方的に求めるものではなく、雇用先となる会社と話し合い、双方で検討していくことです。しかし、先の当事者の方々からの声を聴いて、会社に配慮を求めること自体が心理的ハードルの高いことであることを改めて認識いたしました。双方(雇用者・被雇用者)にとって、働きやすい職場づくりを築くために、私たち就労移行支援事業所はとても重要な役割を担っているのだと気が引き締まる思いがしました。

総合研修センターでは、今後も当事者の方々向けに就労に関するさまざまな情報を届けていきたいと思います。

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