今年度、全職員に「あなたが受講したい研修テーマはなんですか?」というアンケートを実施しました。最も多かったテーマが「利用者さんとの面談に関すること」。面談は日常的に携わっている通常業務のひとつですが、基本的には“1対1”で実施することがほとんどです。そのため、他者からのフィードバックや評価をなかなか受けづらい業務でもありますので、今回アンケートで1位になったのも頷けます。

アンケートの結果に基づき、先日「面談スキルアップ研修」を実施しました。講師には、東洋大学ライフデザイン学部生活支援学科の関屋光泰先生をお呼びして、座学と演習の2部構成でご指導いただきました。

講師の関屋光泰先生は、大学で教鞭を執る傍ら、主に生活困窮者対象の医療支援活動の医療ソーシャルワーカーとして、さまざまな立場の方への相談業務やアウトリーチ、コミュニティワークに長年携わられていらっしゃいます。そのほか、児童福祉専門職研修、障害者福祉施設の職員研修、福祉事務所ケースワーカー研修など、各種福祉専門職の育成にも尽力されておられます。(詳しいプロフィールはこちら

面談スキルアップ研修「演習編」


座学では対人援助職として必要な面談技術についての概論を学び、演習では、参加職員が日頃の面談業務の中で難しく感じていることや、疑問点などをもとにグループ演習で検討しました。
今回はコロナ禍ということもあり、遠方のセンターの職員はオンラインで参加しました。グループワークやロールプレイを遠隔で実施するのは初めて試みでしたが、WEBカメラやZOOM等を活用して工夫いたしました(改めて今のテクノロジーはすごいですね・・!)

「利用者さんの本音を引き出しやすくするにはどうしたらいいか?」「ネガティブなことを伝え、理解していただくためにはどうすればいいか?」など、現場でスタッフが直面しているケースに基づいてグループで話し合い、ロールプレイで発表・共有する形をとりました。

グループワークの様子。オンラインで話し合いに参加するメンバーも

面談に関するテクニックやスキルを学ぶと同時に、「面談は1日にして成らず」ということを実感した研修でした。面談のみで利用者さんと信頼関係を築くことは至難の業であり、普段の関わり方、声のかけ方、支援の姿勢そのものが問われているのだなということを学び、業務全体を振り返る良い機会にもなりました。

今後も、職員のニーズに基づき、必要な研修を企画、運営していきたいと思います。

 

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