1月21日、障害者職業総合センター研究部門が取り組んでおられる『発達障害のある学生に対する大学等と就労支援機関との連携による就労支援の現状と課題に関する調査研究』の第2回委員会に外部研究委員としてオンラインにて参加させて頂きました。今回の委員会の中で「発達障害のある大学生の就労移行支援例」というテーマで、チャレンジドジャパンでの事例をいくつかご報告いたしました。

発達障害のある大学生に対する就労支援について

報告の流れは、以下です。

1.発達障害者(大学生以外も含む)向けの支援の概要
2.発達障害のある大学生の支援事例
3.大学等との連携におけるポイント・課題など

今回の報告をまとめていく中で、就労移行支援サービスへのアクセシビリティについても考えさせられました。発達障害のある大学生が就労移行支援事業所にたどり着く経路はさまざまです。弊社センターの例では、学内の就職支援窓口の紹介、通院している医療機関やデイケアのスタッフの紹介、地域の相談支援事業所の紹介など、中には本人や家族が自らホームページ等で調べて、直接問い合わせてくださる例もありました。ただ、いずれにしても本人は「障害の受容」ができており、ほとんどが障害枠での就労をすでに検討しているケースです。

しかし「発達障害のある大学生」は、必ずしもそのようなケースばかりではありません。障害の受容が始まったばかりの段階かもしれませんし、障害者雇用とはどんなものなのか?、そもそも就労移行支援事業所って何?、どんなことをするのか?など、きっとこちらが考えている以上に疑問を持たれており、私たちがそれらに応える情報を的確に適所に打ち出せているかは、検討の余地が残る点だと感じました。

また委員会では、他の就労移行支援事業所が取り組んでおられる大学との協働支援プログラムの事例も拝聴することができ大変勉強になりました。

今後も、発達障害のある大学生の就労支援の在り方について、知見を拡げ、検討していきたいと考えております。

<関連>障害者職業総合センター 研究部門 令和2年度の研究計画
https://www.nivr.jeed.or.jp/p8ocur0000008579-att/outline.pdf

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