ひゅーまにあ総合研修センターでは東京都教育委員会の外部専門員として都内特別支援学校にてコンサルテーションに取り組んでいます。

生徒さん、そのご家族、担任の先生にアセスメントを実施し、それを元に指導計画や作業学習へのご提案をさせて頂いております。

今回はその一部をご紹介します。

テーマ:

担任の先生より

保護者の意向により一般企業での就労を希望している生徒。就職に向けて企業実習に取り組んできているが、当の本人は「働くこと」がどういうことかを理解しているのか・・・? このまま就職させて果たして大丈夫なのか。

アセスメント結果

TTAP直接観察尺度などの各種アセスメント結果より、自立機能領域のうち「お金の計算」や「簡単な買い物」のスキルに芽生えがあり、また余暇スキル領域の中でも「余暇活動の計画」スキルに芽生えが見られました。

ご提案内容

この生徒さんは四則演算はある程度できるものの、買い物スキルの課題を達成することができませんでした。おそらく普段から自分だけで買い物する機会がなく、おこづかいももらっていなかったようで、欲しいものがあれば親御さんに頼んでその都度、買ってもらっていたようです。まずは少額のおこづかい制を導入して、それを貯めて好きなものを買う、もしくは好きなことをするといった活動をご家庭と連携して導入させてみてはいかがでしょうか。「働くこと」とは金銭を得ることが目的のすべてではありませんが、お金を貯めて好きなものを買う(好きなことをする)という消費活動を経験させることで、「働けばもっとたくさんのお金が稼げるようになるんだよ」と、働くことへのポジティブな動機づけが可能になるかもしれません。お金の管理は難しいと考えがちですが、まずは少ない金額(それこそ数十円単位)から消費活動に関わらせてみるのはいかがでしょうか。

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ひゅーまにあ総合研修センターでは各種アセスメントを多面的に活用し、障害特性の理解や必要な指導・支援・合理的配慮のご提案をいたします。

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