ひゅーまにあ総合研修センターでは、東京都教育委員会の外部専門員として都内特別支援学校にてコンサルテーションに取り組んでいます。

生徒さん、そのご家族、担任の先生にアセスメントを実施し、それを元に指導計画や作業学習へのご提案をさせて頂いております。

今回はその一部をご紹介します。

テーマ:

担任の先生より

作業学習中にわからないことがあっても質問に来ない生徒。そのまま独断で進めてしまうことがよくある。困ったときに誰かに相談するといった「援助要求」のスキルを身につけさせたいのだが・・。

アセスメント結果

TTAPなどの各種アセスメント結果より、援助要求のスキル自体は有しているようですが、家庭や学校など生活場面での般化が弱いことが見受けられました。また、言語の理解や発信に困難さを抱えており、実物(視覚)優位の特性も見られました。

ご提案内容

検査場面において、援助要求が必要な際にしっかりと発信できた生徒さんですので、作業学習中に質問せずに独断で進めてしまうのは、援助要求ができないわけではなく、本人が援助が必要だと認識していない可能性があります。まずは「①援助が必要な場面の設定」と「②他者の助けによってうまくいった」ことを体験させることが必要と考えます。加えて、視覚的な情報処理が得意なようですので①、②いずれも視覚的に明瞭なことがポイントです。例えば、①であれば「サンプル(お手本)と同じものを作る課題で、パーツが足りない」といった環境を設定するなどです。この場合のサンプルは、絵や写真ではなく実物を準備しておくほうが本人の特性上、認識しやすいでしょう。また、晴れて援助要求ができた場合は、できたことを即時にフィードバックし、評価するといった支援者側の対応も統一します。ご家庭にも本人の課題を共有して、学校だけでなく日常生活でも援助要求を実践する機会を設けることを提案してみてはいかがでしょうか。

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ひゅーまにあ総合研修センターでは、各種アセスメントを多面的に活用し、障害特性の理解や必要な指導・支援・合理的配慮のご提案をいたします。

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