ひゅーまにあ総合研修センターでは、東京都教育委員会の外部専門員として都内特別支援学校にてコンサルテーションに取り組んでいます。

生徒さん、そのご家族、担任の先生にアセスメントを実施し、それを元に指導計画や作業学習へのご提案をさせて頂いております。

今回はその一部をご紹介します。

テーマ:

担任の先生より

休み時間に、トイレや水を飲みに行く以外は席に座っている生徒がいる。誰かに遊びに誘われれば参加するので今のところ特に問題ではないが、就職後も果たしてこのままでいいのか・・。

アセスメント結果

TTAP直接観察尺度などの各種アセスメント結果より、「余暇スキル」領域において直接観察尺度ではほとんどの課題が合格、ダーツやトランプ、バスケットゲーム、一人で読書するなど、幅広い余暇活動に関わることができました。逆に家庭、学校尺度では芽生えが多く見られました。

ご提案内容

自由な時間にリラックスしたり何かをして楽しむということは、簡単なようですが、障害をお持ちの生徒さんにとっては難しい場合があります。この生徒さんも、自由な環境ほど何をしたらいいのかわからず戸惑っているのかもしれません。考えてみれば、学校の休み時間は「自由な」時間かといえばそうでもなく、トイレや教室移動、道具の後片付けや準備、着替え等々・・・意外とやることがあります。学校では問題がなかった生徒さんが、就職後、職場の休憩時間にトラブルを起こしたりストレスを感じるといった例もあり、職場定着に深くかかわってくるスキルと考えます。余暇を適切に過ごすためには、スキルを学び実践する機会が必要です。まずは余暇活動のパターン(引き出し)を増やす支援をしてみてはいかがでしょうか。この生徒さんは何をしていいのかわからないのと同時に、何をしてはいけないのかというのもわからないかもしれませんので、余暇にふさわじい内容を一緒に考え(Plan)、実践し(Do)、楽しかったか・リラックスできたかどうかを振り返り(Check)、再度実践してみる(Action)・・・といったように、在学中から余暇スキルのPDCAサイクルを実践してみることをおすすめします。

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ひゅーまにあ総合研修センターでは、各種アセスメントを多面的に活用し、障害特性の理解や必要な指導・支援・合理的配慮のご提案をいたします。

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